サイコブレイクオフ会に参加するため上京したバイオっさん。
制作元のタンゴゲームワークスに聖地巡礼をし、ついに会場のある秋葉原へと向かう。
前回に引き続き3月10日に開催したサイコブレイクオフ会in東京の様子を振り返っていきます。
前回記事を読んでいない方はこちらをどうぞ。
AKIBAがSTEMになった日
秋葉原。
言わずと知れたオタクの聖地。
集合時刻の2時間ほど前に到着してしまった私はとりあえず下見も兼ねて会場に向かいました。
ここが今回STEMに繋がれることとなった会場
パセラリゾートAKIBAマルチエンターテインメント店です。
さすが都会。カラオケ店ながらオフ会プランなるものまで提案してくれるベリーナイスなお店。
第一印象は「何だか知らんがとにかく1階のカフェがめっちゃ混んでた」ってことくらいですね。
さすがに早く来過ぎたので近くで時間を潰すことに。
ですが土地勘がない上に前回でも書いた通り
この中途半端に大荷物のため移動が制限され、電気屋にトイレ借りるくらいしかできませんでした。
都会は休めるところなくて辛い・・・。
まずは腹ごしらえと食事できる所を探すもどこがいいのか分からず。
結局東京まできたのに全然特別でも何でもない昼食を済ませ再び会場に。
「あまり臭いもの食べると参加者さんに失礼かな」と思った末選んだのがカレー
再び会場に戻ってきた私。
さてそれじゃ
始めますか(スッ・・・)
ここで待ち合わせの目印にしていたユニオンマグ(贋作)を取り出す。
実はサイブレオフ会を実際に企画する前から「目印はユニオンマグにする」とTwitterで公言していた私。
ちなみに4か月たった今も届かないよユニオンマグ
実際に開催することになったもののベゼスダ公式ストアに注文したマグが3か月経過しても一向に届かず。
でもどうしても目印をこれにしたかった私はマグに油性マジックでユニオンのマークを描くという小学生並みのアイディアで無事これをクリア(?)。
傍目から見たら
「この人手描きのマグ持って何突っ立ってるんだろう」
という違和感極まりないアイテムを手にオフ会参加者さんを待つことにしました。
しかしマグを取り出して店から外に出た直後、「バイオっさんですか?」と参加者さんに声を掛けていただき一人で辱めを受ける事だけは回避できました。
すぐ見つけてくれてありがとう。
その他の参加者さんにも「(ユニオンマグで)すぐ分かりました(笑)」と言っていただいたので作戦成功といえるでしょう。
何人か電車の関係で遅れるとの事だったのでとりあえず部屋に移動することに。
微妙に大荷物な私を見かねて
「(荷物)何か持ちましょうか?」
と優しい言葉をかけてくださった参加者の方に対し、
「じゃあこれを・・・」
と
大して荷物でもないユニオンマグ(偽)を手渡してしまったこと、
今でも後悔しています。
プロジェクターに映った映写機に映ったサイコブレイクという夢
今回の目玉は何といっても100インチの大画面。
パセラAKIBAエンターテインメント店には100インチの映像を映せるプロジェクターを備える部屋があり、今回はそこを会場としました。
でかいぜ、100インチモニター
サイコブレイクオフ会と名乗るからには何かオフ会っぽい雰囲気を出したい。
そこで今回ご用意したのがAmazonで購入しておいたこのポスター。
そう、海外版サイコブレイク2(The Evil Within 2)表紙のポスターです。
これを
映像の隣に貼ってみました!
というかこれ1600円くらいと安いのに光沢のある紙を使用しており非常に見栄えがいいんです。
そして部屋にこのポスターを貼ってサイコブレイクの画面を映したところ
(画像だとポスター見えないけど)かなりサイブレオフ会っぽい雰囲気になりました!
持ってくるの大変でしたが、会場の雰囲気作りに大きく貢献してくれたので苦労した甲斐があったなあ~としみじみ思いました。
このポスター、ぶっちゃけた話ベゼスダの公式ストアと違って日本のAmazonで買えますし、1週間で届くのでとても手軽です。
先述した通り品質もかなり良いので「サイコブレイクグッズ欲しいけど海外通販とかめんどくさいんだよなー」という人にオススメです!
そしてサイコブレイク2を起動。
おおーすげー!!!
100インチの大画面にで映し出されるサイコブレイク2のロゴに感動する参加者一同。
これですよ
これをやりたかったんですよ!!
みんなにとって大好きなゲームが大画面で映る場。
この時の感動は今まで味わったことのないものでした。
この時点ですでに
「サイブレオフ会企画して本当に良かった・・・」
と強く思いました。
余談ですが、参加者の中にゲーム開発会社に勤務されている方がいらっしゃり、料理やドリンクを注文する端末がネットワーク接続不良を起こすたび
「仕事を思い出すー!仕事がー!」
と仕事上のトラブルを引きずり頭を抱えている場面がとても印象的でした。
うんうん、辛いよね・・・。
自己紹介と回しプレイと超文科系の集まり
色々と準備している間に参加者の方が全員揃いましたので、とりあえず簡単な自己紹介をすることに。
今回のオフ会にご参加いただいた方は総勢6名。
当初より減りましたが正直この人数でもかなり大変だったので、正直これ以上多くなくてよかったなぁと思いました。
事前に皆さんに用意していただいたもの。
それは「あなたの思うサイコブレイクっぽいもの」。
自己紹介の時ネタになるかなーと思い呼びかけた所、皆さん予想以上に素晴らしいものを準備してくださいました。
出来る限りご紹介していきます。
まずはサイコブレイクのキーパーコスを始め、バイオハザードのクリーチャーコスなどで有名なIcemanさんのコスプレ写真集!
小冊子のEvil 伊豆 Inまで持ってきていただきました!
初めてこの写真集を見せてきただきましたが、紙の質感にもこだわりが感じられる素晴らしい本でした!
コミカルなキーパーさんも色々見られ、Icemanさんのユーモアセンスとコスプレ愛がひしひしと伝わってくる内容でした。
現在確か通販も受け付けていらっしゃるということなので興味のある方はどうぞ。
【通販のお知らせ】
— Iceman/写真集通販しております (@Iceman_BSAA) 2018年3月29日
【拡散も嬉しいです】
クリーチャーコスプレ写真集
CREATURESのサンプル動画です。
※音が出ます
※お求めの際には商品ページの備考欄を必ずご一読下さい。
【4月末で一度在庫を取り下げます。再度通販を行うかは未定です。】
宜しくお願い致します。
https://t.co/vCHOW2ihi5 pic.twitter.com/T56cbTp9KZ
ちなみにこの画像の右上にあるウイスキーグラスも「サイコブレイクっぽいもの」として持ってきてくれたもの。
このグラスはそう、
サイコブレイク2の冒頭、酒場でセバスチャンが倒したグラスです!
リリーを救えなかった悪夢から覚めた時に倒したグラス。
このアイテムを持参してくださった方は実際にこのグラスでセバスチャン同様ダメな感じでウイスキーを飲み、次の日二日酔いになったそうです。
それもまたサイブレ愛。
とても素晴らしいエピソードでした。
その他には絵描きさん達から素晴らしいイラストやアイテムが!!
サイコブレイク2のメインキャラ達が描かれたイラスト!
そして
美しいステファノやセバスチャンのイラスト。
そしてステファノデザインのうまい棒。
参加者の皆さんの名札を作ってくれた方まで!
これをいただいた時は本当に感動しました!
あまりに私のテンションが高すぎたため参加者の方に
「バイオっさんリアクション良すぎ!」
と言われたほどです(笑)。
いや本当にこういうの初めてで嬉しかったんですよ。
自分の大好きなゲームを、自分と同じくらい共に愛してくれている方々の気持ちがすっごく伝わってきて嬉しかったのです。
正直この時ちょっと泣きそうになってました。(実話)
そしてあの黒猫に似たチョコレートを用意してくださった方も!
この画像では分かりませんが、中にはちゃんと赤い首輪をした黒猫のイラストが!
とっても可愛かったです!
あと写真には残せませんでしたが
「サイコブレイクを好きだという気持ちを持ってきました」
という方も!
それもまた良し!
でもその方がひっそりとグリーンジェル色のマニキュアを塗ってらっしゃったの、私知ってましたよ。
一人心の中でいいねボタンを連打したことは言うまでもありません。
あとはサイコブレイク2を回しプレイしつつ適当にみんなで盛り上がりました。
さすがにCH.1からやるのはダルいかなと思い、あらかじめ市庁舎のオブスキュラ戦前まで進めておいたセーブデータを使用。
つまりステファノが自己紹介するシーンを大画面で鑑賞できました!
大画面ファノ「ずっと僕を探していたね」
ファノ(大)「来てあげたよ~?」
キャーステファノサーン!!
大画面と部屋中に広がる大音量で登場したステファノに会場は大興奮!
いきなりボルテージは最高潮に!
興奮しすぎて写真を撮りまくる私。
それくらい楽しかったです。
ちなみに今回はブラスナックル&無限弾&全強化済みの最強セブをご用意したのでサバイバルホラー感ゼロ。
参加者の方はあまり無限弾などを所持していないようで、このセブ無双状態に大層興奮。
最初にプレイした方なんかは
「え?弾無限なんですか!やったー!」
と興奮し
オブスキュラに延々とツインバレルショットガンをぶち込むというなんとも残酷なプレイを実行。
ドコンドコーン!
ハァ~ン
ドコンドコーン!
ハァ~ン
やめて!オブスキュラのHPはもう0よ!
大画面でなすすべなく喘ぎ続けるオブスキュラ。
ついにはショットガンの撃たれすぎで机にめりこみ完全に無力化。
これには一同爆笑。
大画面でハメられるオブちゃんが実にシュールでした
なんともむごい形でオブスキュラ戦が終了。
ちなみにこの方は発言もところどころ面白くて、他の方がプレイ中「ここどうすればいいんでしたっけ?」と質問すると
「(ブラスナックルで)殴っとけばいんですよ。殴っとけば。」
と雑なアドバイスを返していたことが数回あったのが特に印象的でした。
いやもう最高。
普段見るTwitter上のやりとりでは分からない皆さんの一面、とても興味深かったです。
先述した通り今回のオフ会には絵を描く方がけっこういらっしゃり、スケッチブックを持ち寄り互いの絵を描きあったりしていました。
スケブって言うんですか?こういうの。
その様も楽しそうで見ている私も嬉しい気持ちになりました。
まあ実は私も
さり気なく持ってきてたんですが言い出せず結局カバンにしまい込んだまま終了。
だってこういうの初めてだったんですもの・・・。
とまあこんな感じで回しプレイをする人、それを見る人、スケブにお絵描きするのに夢中な人、各々の好きな事を楽しむというなんともフリーダムな空間となりました。
用意したお土産が余ったので射撃場の得点対決 大画面だとやりにくそうでした
みんなで一つのことやって一緒に盛り上がろうぜー!
という体育会系ノリではなく
それぞれが勝手に盛り上がっている。
久しく味わっていなかった超文科系の集まり特有の空気間。
社会人経験の長い私にとってこの超文科系空間は学生時代以来に味わうとても居心地の良い空間でした。
本当に幸せ。
大画面でサイブレファン達と見るステファノ劇場。
終始興奮しっぱなしの一同。
迫力ある大画面ステファノ。
爆発する等身大の観客(被害者)たち
叫びながら写真を撮りまくる私(カメラ音うるさくてすみませんでした)。
いやーここは今までで一番盛り上がりましたね!
というかこのシーンをみんなで共有したくてある程度シナリオ進めたセーブデータを用意したんですよ。
そして予想通り、いや予想以上にサイブレファンと味わうステファノ劇場は最高でした。
自分の思い描いていたシナリオ通り事が運んで大満足。
すごく幸せでした。
サンキューステファノ やっぱりあんたには華がある
ステファノを倒したところでサイコブレイク2のプレイは終了。
残り時間も少なくなってきたのでサイコブレイク(無印)もちょっとプレイしてみました。
やっぱ無印はいいですよね
こっちもぜひ大画面でやってみたかったので短時間でしたがすごく楽しかったです。
なんだか海外の刑事ドラマをみんなで観ているような気持ち。
無印の良さはこの落ち着いたジメっとした雰囲気。
あまり長くはプレイできませんでしたがこっちも大画面かつサイブレファンと共に共有できてすごく幸せでした。
そんなこんなであっという間に3時間が過ぎ、急いで後片付けをし、みんなでパセラを後にしました。
万事上手くいったとは言えない でもやってよかった
1月に企画して3月10日に開催したサイコブレイクオフ会。
初めてのことだらけで参加者の方々に色々とご迷惑をおかけしたかと思います。
しかし、何とか大きなトラブルもなく企画を終了させることができました。
正直、当日皆さんに直接するまでは
「怖い方たちだったらどうしよう?」
という不安でいっぱいでした。
Twitter上だけでは分からない事ですからね。
ですがフタを開けてみればなんということはない、参加者のみなさんとても優しい方たちでした。
そしてなにより嬉しかったのは
皆さんそれぞれ好きなポイントが違いつつも本当にサイコブレイクを愛している方たちだったという事。
それがひしひしと伝わってきたのがとにかく嬉しかった!
ゲームをプレイ中も例えば
「ステファノが最後写真を撮ろうとしたのはセバスチャンを殺そうとしたのかな?」
という質問に対し
「殺そうとしたと思う」という意見や「純粋に自らの芸術を追求しただけであって攻撃の意思は無かったと思う」という意見も出てきましたし、自分一人では考えつかないようなアイディアがたくさん聞けました。
その他、ステファノ戦になったら突然TPS視点からFPS視点にしてノーガードでステファノの野蛮人ダッシュを受けに行く猛者もいましたし、とにかく皆さんサイコブレイクを愛しているんだなーと感じました。
オフ会中は会場を回すことに精一杯で皆さんが十分楽しめたかは正直分からなかった所もあります。
しかし一つだけ言えること。それは
私がすごく楽しかったのだからきっと皆さんも楽しかっただろう
ということ。
そもそもサイコブレイクのオフ会自体少ないでしょうし、今回この企画を無事遂行することができたのにはすごく意義があったのではないかと思います。
これをきっかけにもっとサイコブレイクのオフ会が開かれてくれたらすごく嬉しいです。
そしてまた、タンゴゲームワークスの方々が今回のオフ会をきっかけに今後良いゲームを作るためのいい刺激になったらいいなとも思います。
こんなに熱くなれるサイコブレイクと、それを生み出してくれたタンゴさん、そしてなにより今回オフ会に参加してくださった皆さん。
本当にありがとうございました!
帰りの新幹線で描いた絵
という訳でサイコブレイクオフ会についてのまとめは以上です。
皆さんもぜひサイブレオフ会やってみてください!楽しいですよ!
私は本当にくたびれてしまったのでしばらくオフ会企画は遠慮しておきます・・・。