新型PS4にもオススメ!本体HDD→SSHD(1TB)に換装してみた その違いは?私がSSDを選ばなかった理由
先日我が家のPS4本体(白)をSEAGATE製のSSHD(1TB)ST1000LM014に換装(交換)したらかなり良い感じになったのでレビューします。
はたして純正HDDとの違いとSSHDのメリットとは。
そして敢えて一番速くなるSSDを私が選ばなかった理由とは。
今回は新型PS4にもオススメしたいSSHD換装という選択について書いていきます。
SSHD換装して我が家のPS4は色々な意味で安心感が増しました。
SSDではなくSSHDを付けた理由
さて、まずはバイオっさんがSSDではなくSSHDへの換装を選択した理由について書きます。
現在PS4に標準搭載されているのはサムスン製HDDの500GB。
↑がその現物ですね。
HDDで500GBもあればとりあえず現状不満は無いでしょう。
ですが標準のままでは満足できなくなる人も当然いることでしょう。
その理由は速度と容量不足ですね。
PS4のPS3と大きく異なる点はゲームデータのフルインストールができるということ。
これにより一度データとして取り込んでしまえばディスクから読み込まなくて済むため結果として大容量のデータも読み込み時間が少なくて済むというワケ。
ちなみに500GBのうち100GBはPS4のシステム関係に割かれるので実質400GBくらいがゲームデータに割ける記憶容量となります。
PS4版サイコブレイクのデータ容量は大体45~50GBくらい。
他のゲームも同程度のデータ領域を必要とするならば、たった7~8本分のゲームデータをインストールしただけで容量がいっぱいになってしまいます。
ならばよりたくさんのゲームを今後プレイする人は
「もっと大きな容量で読み込みや書き出しの早い記憶媒体でPS4をやりたい!」
と当然思うわけです。
というか私がそうでした(笑)。
この2つの詳しい説明は省くとして単純に速度を比較した場合は以下のようになります。
読込・書出速度
つまり速度だけで言えばSSDが最も早いということになります。
となるわけですがそうは問屋が卸しません。
ネックになってくるのが価格です。
以前より安くなったとは言えまだまだSSDは他の記録媒体より高いというのが現状。
例えば500GBと同等のSSDとして上記のサムスン製SSDを選択した場合、その価格はなんと現在24000円弱。
もう少し安いトランセンド製512GBの場合でさえ23000円弱という価格。
ゲーム機の速度向上の為とはいえ、正直そこまで設備投資をするのは厳しいというもの。
さすがに私もここまで踏み込むことはできませんでしたわ・・・。
そこで今回私がチョイスしたのがSEAGATE製SSHDでした。
SSHDはコスパが高い!
SSHDとはSSDとHDD両方が組み合わさったハイブリッドモデルです。
SSHDの魅力といえば何と言ってもコストパフォーマンス!
HDDより少し高いくらいの価格で大容量かつ速度アップが見込めるバランスのとれた記憶媒体です。
ちなみに私がPS4用に購入したのはこれ。
【Amazonリンク】Seagate Laptop SSHD 2.5inch SATA 6Gb/s NCQ 1TB 64MB 5400rpm ST1000LM014
実はSSDに比べSSHDは種類が少ないのであまり選択の余地はありません。
そんな中で実際にPS4用に購入した人が多かったのがこれでした。
価格はPS4標準のHDDより多い1TBという記憶容量ながら10000円ちょっとという破格。
最初からSSHDに換装して使用している方は分からないかもしれませんが、HDDである程度使用した私のようなPS4ユーザーであればちょっとした事の端々で
「あれ?前よりちょっとスムーズに速く動いている!」
と嬉しくなる快適さを味わうことができます。
換装後も目立ったトラブルは無いようでしたし、実際私も全くトラブルは起こっていないのでこのモデルにして良かったです。
YoutubeにPS4のHDD・SSD・SSHDの起動時間を比較した動画がアップされています。
上の動画を比較すると確かにSSDが一番早いということは分かります。
ですがこの方が使用したSSDは256GBしか記憶容量がありません。
そのうちの100GBはシステム領域に使われるので実質156GBしかゲームデータ用に割くことができません。
これはさすがに少なすぎますよね。
ゲームデータを3本も入れたらアウトです。
動画の右下が私の買ったSSHDと同じものです。
左上の東芝製SSHDよりやや遅いように見えますが、動画の投稿者によれば東芝製SSHDはエラーが頻発するという重大な欠陥があるそうです。
ですがSEAGATE製ならばそういったトラブルは特にありませんので安心して使うならばこちらのSSHDとなりますね。
実際標準のHDDよりも若干速度が早いです。
そして気になるのがSSDは価格に伴うほどの速度アップが見込めないという点。
最近注目されていたのがフロム・ソフトウェアの開発した「ブラッドボーン」というゲーム。
読込が結構長いため、SSDへの換装を検討する人が多かったようです。
では実際にSSDにするとどうなるかというと、以下の動画が参考になります。
この方はPS3に搭載していたSSDをPS4に移植したようです。
この動画を見ていただければ分かると思いますが、SSDに変えたからといってローディング時間が数倍早くなるということはまずあり得ません。
せいぜい6~7秒くらいが良いところでしょう。
その数秒のためだけに2万円以上も設備投資するのはちょっと割りに合いませんよね。
そこでベストなチョイスだと言えるのがSSHDという訳です。
実際にPS4をSSHD換装しての評価
では実際にSSHD換装して違いがあったのかについて。
結論から言うと違いは確実に違いはありました。
まず起動が速い。
これが地味に効果が大きいと感じました。
PS4を起動してログインした後に表示される各メニューのアイコンや画像表示がHDDよりも速い!
微々たる差ですがよく見る画面なだけに少し早くなっただけでもなんだか気分が良いです。
あとSHAREボタンで撮影した画像や動画をUSBメモリーにコピーする時の時間が速くなった気がします。
私はよくSHAREで撮影したデータをブログに添付したりするのでこれは結構ありがたいですね。
特に動画はデータが重いため高速化の恩恵を受けやすいです。
また、ゲーム中にPSボタンを押した時のメニュー表示がHDDの時よりサクサク動いてくれるようになった気がします。
これもストレス緩和に一役買ってくれていると思います。
強いて言えば実際にゲームをプレイしていてローディングが速くなったという確実な手応えは多少あるかないかといった所がややインパクトに欠けるかなとは思います。
(少しだけ速くなっているのは分かりますが)
そして何より1TBという記憶領域の大きさが安心を与えてくれます。
これから年末にかけて新作ゲームが多く発売されるので、今のうちに大容量化しておけば今後データ移行せずにゲームをインストールしまくれるというだけで換装して良かったなと思います。
というのが個人的なSSHD換装のレビューです。
速度が劇的に速くなった!というよりはシステム周りのスムーズさが増したことや記憶容量が大型化したことによる安心感・安定感がとても所有欲を満たしてくれたというのが私の感想です。
標準のままでも特にストレスを感じないPS4。
しかしSSHDに交換することでさらにそのストレスが無くなり、安心してPS4を楽しむことができるようになります。
その安心感が1万円程度で手に入るというのであれば私は全然SSHD換装という選択はアリだと思っています。
6月下旬から発売される新型PS4に搭載される記憶媒体も500GBのHDDです。
ならば旧型、新型問わず個人的にはSSHD交換を強くオススメします。
PS4を起動するのがさらに楽しくなりますよ♫