【レビュー】ヤマハのテレビ用スピーカーSRT-1500bはオススメなのか③ ファーストインプレッション!
最終的にインスピレーションというよりほぼ合理的な理由で買ってしまったヤマハ/YAMAHAのテレビ用スピーカーSRT-1500(B)。
果たしてそのファーストインプレッションは!?
お金のない妻帯者のおっさんがなけなしの金で買っただけの価値が購入直後から感じられたのか!?
前回記事はこちらをどうぞ。
注目の鑑定結果やいかに(銀河万丈風)
夜な夜な 汗だく コソコソと
【Amazonアソシエイト】ヤマハ フロントスピーカー SRT-1500B
前回記事で書いた通り試聴した時の印象ガン無視で
「ヤマハで高いの買っとけばいいかな。なんか新しい機種だしぃ。」
というなんともフワフワした理由で買ってしまったSRT-1500。
早速開けていきましょう。
てか結構箱が大きくて重い(笑)。
箱の中にはもちろん本体が。
左にリモコン、右に説明書と付属の光ケーブル、そして箱の大部分を占めるのがSRT-1500本体です。
ホントこれだけです。シンプルですね。
早速本体を取り出して見ましょう。
何気に重量があるので箱から取り出すのに若干苦労しました。
前回も書きましたが、スピーカーは基本重いほうがどっしりとしてビビりのない良い音が出ます。
パソコン用のちっちゃいスピーカーなんかは軽いですが、ちゃんとしたオーディオメーカーのスピーカーは大体重いです。
その音質の差はけっこう違います。
なのでSRT-1500が重いのには好感が持てました。
夜、汗だくになりながら無言でテレビラックに潜りこんでゴソゴソやるおっさん。
自分でも「俺、いい歳して一体なにやってるんだろう」という気持ちで作業を進めました。
配線周りが何かと複雑でですね・・・。
でもなんとか形にしました。設置した様子はこんな感じ。
お~スッキリしましたね!
ちなみに今までのスピーカーだとこんな感じでした。
ラックの下にあったウーファーが無くなり、テレビの両脇に置いてあったスピーカーも無くなりました。
だいぶ印象が変わりますね!
というかテレビの一部みたいに存在感が無くなったので、スッキリしたというよりかむしろちょっぴり寂しいとさえ思ってしまいました正直(笑)。
デザインは特に良いとも悪いとも言えないですね。ソニーとかと違って所有欲を満たす感じの雰囲気は少なくとも見た目には無いです。
存在感を出さず、「押忍!自分、縁の下の力持ちとして頑張ります!」という意気込みが伝わってきます。
ソニーがアーティスティックな芸術系、JBLがハリウッド映画系だとすると、このSRT-1500は図書館で放課後ひっそり難しい本を読む文化系と言ったイメージでしょうか。(何言ってんの?)
地味ながら実はしっかり良い仕事します、という雰囲気が伝わってきます。
それくらい良い意味でテレビとの一体感がかなり出ます。
電化製品があまり好きではない方には受けが良いでしょうね(邪魔にならないという意味で)。
我が家のテレビにはARC(オーディオ・リターン・チャンネル)というHDMIケーブル1本でスピーカーとテレビを繋げる機能がありません。
ちなみにこのARCに対応しているテレビならば、SRT-1500とHDMIケーブル1本繋ぐだけでテレビの音声がスピーカーから出て、しかもテレビリモコンの操作と連動して電源オンオフや音量調節まで出来てしまえます。
配線も非常にシンプルになるのでありがたいですね。
しかし前述したように我が家のテレビにはARC機能がありません。
なのでHDMIと光ケーブルを繋ぎました。
こうすることでテレビのリモコンと連動させてスピーカーを操作させることができます。
これまで使っていたYHT-350はフロントスピーカー2つとウーファーの配線があったため、実は裏側がかなりごちゃごちゃしていました。
それがたったの数本ケーブルが出るだけになったので嬉しい限りですね。
ゴミも溜まりにくくなりますし!
設置完了!
それでは早速聴いてみようじゃあないですかSRT-1500!
第一印象は「う~ ハードオフハードオフ」
スイッチーオーン!!
早速テレビ番組(夜のニュース番組)を試聴してみました。
今まで使ってたYHT-350より倍くらい高いスピーカーを買ったんです。
きっと使った直後から
「コイツはヤバイ!www買って良かったwwwwww」
とか思えちゃうくらいの違いが出るものだと思っていました。
しかし実際の所・・・。
「あ、あれ?なんだか特に違いが感じられないような・・・」
思い切り肩透かしを食らったような気持ちに。
ガーーン!!!
もしかしてこれって、失敗だったのだろうか。
今までのやつで十分だったんじゃないか。
今までと同じ品質のものを倍の値段出して買い直しただけなんじゃないか!?
特に迫力も華やかさもなく、これまでのYHT-350と同じように味付けのない堅実なサウンドでニュースキャスターが報道しています。
マジかよ・・・。
やはり置き場所に無理してでもJBL SB-350買っておけば良かったのか!?
遠くでハリウッドスター達のあざ笑う声が聞こえてきたような気さえしました。
「HAHAHA~!Youがパッションに身を任せなかったバツだぜ~!」
なんてことだ・・・もう買い直す金なんて俺には・・・!
しまいには妻にも
「なんか今までと変わらないね」
と言い放たれる始末。
くやしい・・・ でも言い返せない・・・!
ティファ並の屈辱を受けるおっさん。
ここから数日感、本気でSRT-1500をどこで売ったら一番高く売れるかを考えていました。
しかしのちに気づいたのです。
SRT-1500は設定をしっかりした時にその真価を発揮するスピーカーなのだということに!
という訳で次回は絶対に知っておいて欲しいSRT-1500の機能や設定面に注目していきましょう!
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今のうちに言っておきますが、このスピーカーは現在かなり良い音で私を楽しませてくれています。
特に音楽番組やオーケストラの登場する番組なんかを聴くと心がピョンピョンするんじゃ(以下略