【レビュー】ヤマハのテレビ用スピーカーSRT-1500bはオススメなのか② どうしてこの機種選んだの?
前回は主にJBL SB-350の魅力を書きました。
なので今回は話のメインとなるヤマハ/YAMAHA SRT-1500(b)を選んだ理由について触れていきますよ!
前回記事はこちらをどうぞ。
実はSRT-1500を買った理由ってかなり賭けみたいな所がありました。
正直、試聴した時の印象は…
前回さんざんJBL SB-350を褒めちぎったのは、本当に良いスピーカーだったなーと今でも思うからです。
ではSRT-1500はいったいどういう印象だったのか。
はっきり言ってしまいましょう。
正直イマイチでした。
決して悪いわけじゃあない。
しかし、音が奥まっていて迫力がないし、他の候補と違ってサブウーファーが本体一体型なせいかとても控えめな音に聞こえたのです。
たとえばSB-350はこんな感じ。
テレビの下にあるのが高音を出すスピーカーで、床に置いてある四角い箱が単体で低音を出すサブウーファーという構成。
ウーファーが別になっていて大きさもあるので、いかにも低音がしっかり出そうな感じです。
それに対してヤマハSRT-1500はこんな感じ。
この角度からは見えませんが、本体後方の両脇に穴が開いていて、そこがサブウーファー部となっています。
SB-350に比べるとコンパクトな為、やはり不安が残りますよね。
実際低音は明らかに他の機種よりは弱かったです。
実はスピーカーの音作りというのは各社ごとに特徴があるんだそうで、ピアノメーカーでもあるヤマハが目指す音作りの特徴というものも当然存在します。
それはピアノのように自然で美しいサウンド。
アクション映画やゲームの戦闘音を大迫力で!というよりはクラシックやジャズのコンサートを美しく広がりのあるサウンドで楽しむ、というテイストが似合っているのでしょう。
今にして思えば、試聴環境がとてもうるさかったので、美しい自然なサウンドより音圧の強いウーファーバンバンのスピーカーの方がよく聴こえて当然ですね。
しかし電気屋さんの環境は家で聴くのとは全然違います。
それがまたスピーカー選びの難しいところでもあるのですが・・・。
そんなわけでまあ、試聴した限りでのSRT-1500の印象は正直あまり良くありませんでした(正直すぎ)。
ではなぜこのスピーカーに決めたのか。
それはサイズのちょうど良さとヤマハへの信頼感、そして新しい機種であるという点でした。
あれ?試聴した意味あるの?
なんだかすっごく釈然としない理由。
そうなんです。実はSRT-1500を選んだのってかなり博打みたいなもんでした。
「今使っているヤマハのスピーカーも気に入っているし、大きさも今よりコンパクトになるし、ご近所のこともあるからそこまで低音出なくてもOK!
あとJBLのやつは2014年発売だけどSRT-1500は2015年末に発売したやつだから、なんかせっかくだったら新しい方がいいじゃん?」
と思ってこの機種を選んだわけです。
あと前回も書きましたがJBL SB-350はサブウーファーを置く場所が確保できませんでしたからね。
どちらかというとSRT-1500の音に惚れ込んだというよりは合理的な理由で選んだと言えます。
これはプチ音響好きとしてはかなりリスキーな判断。
なので正直なところ買う前から買ってしばらくの間は
果たしてコレを買って正解だったのだろうか…
という思いでいっぱいでした。
何せ値段が値段でしたからね。
最終的にはこれにしてよかった!と思える良きパートナーとなった訳ですが。
そんなこんなでついに買ったよSRT-1500!
もう後戻りはできねえ!
これまで使っていたYHT-350はもう外したし!
ジャーン!!
ウーファー内蔵だから小さくていいね!
でも意外と重い!
重いほうが良い音出せますんで逆にそこは信頼できそうです。
きっとこれに変えたら見違えるほど音が良くなってPS4のゲームや映画なんかも大迫力になるに違いない!
そう、その時おっさんは知らなかったのです。この後自分に後悔と試行錯誤の日々が続こうとは・・・。
【Amazonリンク】ヤマハ YAMAHA SRT-1500B
次回に続きます!