ヤマハ/YAMAHAのテレビ用スピーカーSRT-1500(B)のレビュー記事もついに5回目。
今回は、SRT-1500の真の実力を発揮させることができると言っても過言ではないスマホ用アプリ『HOME THEATER CONTROLLER (WLAN)』の紹介と、
私自身が大変苦労したスマホとSRT-1500との接続方法について説明していきます。
前回記事
説明書だけじゃ分からなさすぎるよヤマハさん・・・。
HT CONTROLLER(WLAN)とSRT-1500の繋ぎ方
SRT-1500はスマホ用アプリを使って音量、モード切り替え、ウーファー音量、そして聴く部屋の大きさなどを調節することができます。
このスピーカーは音を反射させて後ろからも音が聴こえるようにするという 面白い機能があるのですが、部屋の大きさがきちんと設定されていないと効果が上手く発揮できないと思われます。
ですが、リモコンでは部屋の大きさを設定することができないのです!
それを可能にするのがHOME THEATER CONTROLLER(WLAN)(ホームシアターコントローラー(WLAN))です!(以下HTコントローラーとする)
ちなみにアプリはこれ。
はじめに個人的に苦戦したHTコントローラーとSRT-1500との繋ぎ方を説明します。
ちなみに私は本当にこれが分からなくて「SRT-1500を売ろうか」と本気で考えました(笑)。
まず始めにSRT-1500を無線接続でネットに繋げられるようにしておきます。
Wi-Fiというやつですね。
SRT-1500のリモコンにある設定ボタンを2回押すとネットワーク接続という項目が出てきます。
ここから無線(Wi-Fi)という項目を選び、あとは画面の指示に従ってネットに繋いでください。
ちなみにこれをやっておけば今後ファームウェアの更新もネット経由で行うことができるので大変便利です。
買ったあとも更新をかけて改良できるだなんて、素晴らしい時代になったものです。
それが終わったらスマホアプリとSRT-1500を接続しましょう。
用意するアプリは2つ!
・HTコントローラー(WLAN)
※必ず(WLAN)と書いてある方を選ぶこと!
・MusicCast CONTROLLER
必ずこの2つをインストールして使いましょう。
Android端末でも同じものがありますのでご安心を。
両方インストールしたらHTコントローラーを起動させます。
始めの状態だと画像上のように(接続なし)と書かれています。
これを認識させるためには、左上のMusicCastというボタンをタップし、
この画面からアプリを起動させます。
あとは起動画面から初期設定をしてMusicCastアプリとSRT-1500とを接続しておきます。
これは難しくなかったと思うので画面の指示に従ってください(うろ覚え)。
接続したら、
右上のマークをタップして、
部屋の設定という所にあるSRT-1500のつながっている名称(この画面の場合はRoomというやつ)をタップ。
画面一番下のHT CONTROLLER(WLAN)というボタンをタップすれば接続完了です!
これを理解するのに1周間位かかりました。
だって説明書にもここらへん全然詳しく載ってないんだもの。
こんな地味な所にあるだなんて、機械音痴な人にはちょっと敷居が高過ぎると思いますよヤマハさん。
ここまでやってしまえば調整することが可能になります!
よかったね!
HTコントローラーで何ができる?必ずやってほしい「SRTポジション設定」
この記事を見た皆さんはSRT-1500を買っても設定でつまずくことはほぼないでしょう。
では一体HTコントローラーで何ができるのか。
これについてざっくり触れていきます。
実はこのアプリ、リモコンでできることとリモコンではできないことの2つを設定することができます。
サラウンドというボタンは、リモコンにある「映画」「TV番組」などと同じく音のモード切り替えができるボタンです。
サウンドというボタンはクリアボイスの切り替えとサブウーファー音量の変更を行えます。
もちろん音量調節も可能ですよ。
いずれもリモコン無しで操作できるのは楽で良いですね!
特にサラウンドモードは使いこなすとゲームや映画の印象がかなり変わってくるので、手軽に変更できるのは楽しいし便利です。
そしてこのアプリでしか調節出来ないのがSRTポジション。
これはスピーカーを置いている部屋の大きさ、つまりあなたが音を楽しんでいる場所を調整することにより、より正確に音のビームが飛んでくるようになるという設定項目なんです!
これはSRT-1500の性能を存分に発揮するとても重要な設定項目ですね。
設定画面はこんな感じ。
ここで部屋の大きさとあなたがどこに座っているかを設定します。
SRT-1500はフロントスピーカーのみの設定ながらバーチャルではなくリアル5.1チャンネル再生が可能な面白い機種です。
その秘密が音をビームのように飛ばし、壁に反射させて後ろからも聴こえてくるようにするビームスピーカーという構造なんですね。
ですがこれは音を聴く環境が正確に設定されていないと反射がされず、自慢の音の広がりを感じにくくなってしまいます。
なので必ずこのアプリから設定しておくようにしましょう。
実際私もこの設定をしたあたりにやっと「買って良かった!!」と思えるようになりました!
これとリモコンから設定できるダイナミックレンジという設定項目は使いこなすことによって楽しさが相当変わってくるので必ず覚えてくださいね!
本当に重要です。
それでは次回に最終インプレッションを書いていきましょう。
以前使っていたYHT-350(2万円台のスピーカー)との違い、またはこのスピーカーのオススメポイントなどをまとめます!
これ買ったらPS4版フォールアウト4の迫力とかが激変したのでそのあたりも触れていこうかな。
最後です