レスリーをルヴィクの支配から何とか解放できたキッドマン。
レスリーに誘われ進んだ先には公園がありました。
今回は本編でも登場したレスリーとキッドマンの公園でのやりとりから始まります。
前回記事はこちら。
レスリーがルヴィクに支配された時の描写に注目です。
演出だけで「支配された」と分かる素晴らしい演出
レスリーに誘導され階段を登った先には公園がありました。
とキッドに尋ねるレスリー。
しかしキッドは
「いいえ、今日は帰れないわ。」
と優しく答えます。
「僕を… 守ってくれる?」
と不安げに尋ねるレスリー。
「もちろん それが任務よ」
と微笑みかけながら答えるキッド。
「よかった…」
レスリーは安心します。
レスリーはずっと家族の元に帰りたかったのでしょうね。
しかし彼の家族がどうなったかについては後に判明します。
しかしレスリーに異変が。
立ち止まったかと思うとルヴィクの姿と瞬間的に何度も入れ替わります。
そう、まるで「レスリー」というデータが「ルヴィク」に上書きされていくように・・・。
キッドはルヴィクに彼を支配させないため、レスリーを殺すことを決意。
彼に銃口を向けます。
「あなたは悪くない・・・ ごめんね」
悲しげな表情を向けたところで影男登場。
キッドを止めに入ります。
「ルヴィクは死体だ!」
だから大した問題ではない。
と影男は言いますが、キッドはルヴィクがレスリーの身体を乗っ取り現実世界に出ようとしていることを知っています。
「彼(ルヴィク)にこの子は渡せない。 彼は唯一の・・・」
とキッドが振り返ったところには銃を構えたセバスチャンが。
ここからは本編と同じやり取りとなります。
今回のシナリオを見るとキッドが悪人でなかったことが分かるわけですね。
逃げるレスリー。
銃口を向けるキッド。
キッドを阻止しようとレスリーの前に立ちはだかるジョセフ。
そのジョセフをキッドは撃ってしまいます。
しかしレスリーが逃げるのを止められません。
必死に追いかけるキッド。
そこで急に回りが暗転。
ピタッとレスリーが立ち止まります。
ここからの演出に注目。
落ち着きがなく縮こまった姿勢のレスリーがゆっくりと威厳のある立ち方に変わります。
そしてこのレスリーのアップ。
明らかに意志を感じる目です。
その後闇に消えていくレスリーの歩き方が「ルヴィク」と同じ歩き方となっています。
説明ではなく動きでキャラが乗っ取られたことを表現する。
この演出が大変素晴らしかったです。
名シーンですね。
後を追うと患者や医者たちが惨殺されたビーコン精神病院入口に。
奥には自分に襲い掛かってくるクリーチャーを手も触れずに倒すレスリー(ルヴィク)の姿が。
「彼を止めなければ・・・」
とつぶやきキッドは後を追います。
生き残ったクリーチャーに見つからないよう慎重に外周を回りながらレスリーの向かった部屋へ。
そこには本編最初にセバスチャンが訪れたのとおなじ監視カメラの映されたテレビがありますが、そこには影男が映し出されます。
「我々の輪」というのはメビウスの輪から来ている表現でしょうか。
「質問に答えろ 何を恐れている 何に怯えている」
「かつての無意味な人生に戻りたいのか 与えてやった恩を忘れたのか」
などとあれやこれやとキッドを煽った後高らかに笑い始める影男。
本当にこれはメビウスの上司なのでしょうか。
どうにも私には影男とメビウスの上司は別の人間に見えてなりません。
もしくは片方はルヴィクにより操られているか。
煽られ続けたキッドは
監視モニターを破壊します。
すると先程は開かなかった扉が開くようになり、先に進めるようになります。
扉の先には病院の患者を使ってSTEM実験を行っていたと思われる研究施設がありました。
ここでレスリーの姿を発見。後を追います。
途中でメビウスマークを発見。
フォーカスしてみると患者の死体が横たわり、影男とヒメネスが研究結果について話す場面に遭遇。
どうやらルベンから脳を抜き出し、ヒメネスが研究の指揮をとっているようですがSTEMに送り込んだ患者がいずれも死んでしまうことが問題になっているようです。
「STEMに残存したルベンの意識が入り込む人間を殺しているのかもしれない」
と話すヒメネス。
さらに進んだ先では二人がレスリーの特異性の謎について話す場面が。
ここで衝撃の事実。
レスリーは幼少期目の前で両親を殺されたことによるトラウマから現在のような状態になったようです。
そしてそれと同時に他人の脳波にシンクロする特異性を持つようになったとも。
その能力のおかげでSTEMに入っても生き残って帰ってこれたようです。
なんと可哀想なレスリー。
サイコブレイクのメインキャラ達はなにかと不幸な人が多いですね・・・。
先に進んだところで1週目攻略中初遭遇しました、アイツに。
(チーン♪)ワーオ!
あ、いたんですね。
更に進むとフォーカスポイントが。
研究の進行具合がルベン(ルヴィク)のせいで芳しくないためヒメネスは
「装置に詳しい自分がSTEMに入る」
と言いますが、リスク回避を優先するメビウスはもちろんこれを良しとしません。
そして影男は
「入る人間はこちらで用意する。レスリーのような人間を見つけるしか無いだろう。」
最後に不敵な笑いを残して消えていく影男。
その後周りをフォーカスしていくとどこかで見かけた光景が広がっていきます。
偶然か必然か。
セバスチャンが序盤で吊るされていた肉の解体所が出現。
セバスチャンの後を追うようにキッドも同じ道を辿ることとなります。
次回に続きます。