ヤマハのテレビ用スピーカーSRT-1500(B)に関する記事も今回で4回目となりました。
今回は、「知らなきゃ絶対に損する!設定画面と設定方法」についてご紹介していきます。
前回記事はこちら。
前回も書きましたが、SRT-1500は出荷時そのままの状態では真の実力がほとんど発揮されません!
必ず各種設定をするようにしましょう!
SRT-1500の設定画面って?
何度も説明していますが、このスピーカーは出荷時そのままだと没個性で本当の実力をうまく発揮できていない状態だと私は思っています。
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ではどうやって設定をいじるのか。
実はSRT-1500には文字が映るディスプレイというものが存在しません。
ではどうやって設定を弄っていくのか。
それはテレビの画面を使って操作していくのです。
これはSRT-1500のリモコン。
まず注目して欲しいのがクリアボイスというボタン。
これはその名の通り、セリフを強調させ、ドラマやニュースなどを聴きやすくする機能です。
これを押すだけでセリフが全面に出てくるのでかなりストレスが無くなります。
ヤマハSRT-1500にはサウンドビームというヤマハ独自の音響技術が搭載されています。
これは音をビームのように飛ばすことにより、指向性の確保と部屋の壁に反射させてバーチャルサラウンドの効果を体感することができるユニークな技術です。
これは他社にはないヤマハ独自の技術で、実際以前まで使っていたスピーカーよりハッキリとテレビの音を聴くことができるようになりました。
それも部屋のどこにいても!
そしてそこにクリアボイス機能が加われば日常使いで困ることはまず無いでしょう。
ぜひこのボタンは有効に活用してください。
そしてその他の細かな設定はすべてテレビ画面を使っておこないます。
設定というボタンを押すとテレビのHDMIに接続している画面にSRT-1500の設定画面が現れるのです。
このような感じで画面の左上に設定項目が出てきます。
あとはリモコンで各項目を弄っていけばOK。
ここでもう一度設定ボタンを押すとネットワーク接続の設定画面が出てきます。
実はこの画像で本体の後ろにぴょこっと出ている縦棒、ワイヤレスLAN接続用のアンテナなのです!
つまり無線でネットに繋ぎ、スマホやパソコンの音楽、果ては本体のファームウェアアップデートまで簡単におこなうことが可能なのです!
これは本当に便利!
テレビの音はもちろん、iPhoneの音楽やYoutube再生、パソコンの音楽まで手軽にこのスピーカーから再生できてしまえるのです!
しかもBluetooth接続も可能で音ももちろんかなり優秀!
接続も簡単なのでありがたい限りです。
あと試して見て欲しいのがダイナミックレンジという項目!
ダイナミックレンジとは最大音量と最小音量の差を付けるかどうか設定する項目です。
初期設定は自動となっています。
しかしこれをいじると映画とかゲームの迫力が恐ろしいほどに激変します。
設定は自動・普通・最大の三種類から選択が可能。
自動は殆ど音の強弱がありませんので日常使いに持って来いという設定ですね。
でも映画やゲームをちょっとだけ迫力ある、まるで映画館にいるような雰囲気で味わいたいのなら、普通か最大に設定してみてください!
普通にするだけでもアクションシーンがすごい迫力になります。
決して嫌な味付けはされていないので聴き疲れこそ起こりにくいと思いますが、とにかく音の生感がものすごい!!
試しに借りてみたセッションという映画。
プロのドラマーを目指す青年と鬼教官の狂気じみた掛け合いが描かれたこの作品、演奏のシーンがSRT-1500だとすごい迫力になっていました!
とにかく音の生感が凄く、まるで生演奏を聴いているかのような音響に思わず感動してしまいました。
このスピーカー、自然な音質が売りなんですが、特に電子音よりアコースティックな音の素晴らしさが最大の魅力だと思います。
音楽番組もアコースティックギターやピアノの美しさがかなりすごい。
これはぜひ味わってみて欲しいですね。
もちろんゲームの迫力や音の広がり方も素晴らしいですよ!
次回は絶対失敗しないスマホとの連携方法について解説!
今回設定を変更するにあたり一番苦労し、設定後に「音変わったな~」と実感するきっかけとなったのがスマホとSRT-1500との接続でした。
あまりに出来なくてヤマハに問い合わせしたらやっと解決できたので、次回はSRT-1500最大の鬼門であった
「SRT-1500とスマホをHOME THEATER CONTROLLER (WLAN)で繋ぐ方法」
について解説していきます。
ちなみに接続には以下の2つのアプリが必ず必要です。
かならず接続してSRT-1500の魅力を最大限引き出しましょう!