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PS4サイコブレイク「ザ・アサインメント」クリア後レビュー②その感想は?ジュリ・キッドマン編を評価する【ネタバレ】






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 前回に引き続きPS4版サイコブレイクDLC第一弾「ザ・アサインメント」をクリアしての感想などをレビューしていきます。

 

ジュリ・キッドマン視点でサイコブレイクのストーリーを掘り下げていく探索メインのこのシナリオ。

 

今回は具体的にこのDLCのどこが良かったのかなどについて。

 

前回を未読の方はこちらをどうぞ。

 

 

 

 

 「戦えない」ことが「探索する楽しみ」を与えた

 

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 このシナリオを本編と比較したときに何が違うのか。

一番の違いは「正面から戦う」という選択肢自体がないことでしょう。

 

本編主人公セバスチャンは弾数こそ限られているもののたくさんの武器を持ち、正面から敵を攻撃することが可能です。

 

プレーヤーはその場その場のアイテムやオブジェクトをうまく駆使して先に進まなければなりません。

 

つまり敵と戦闘になった場合ストーリーよりも戦うことに意識を集中する必要があります

 

サイコブレイクの難易度はわりと難しい部類に入ると思います。

 それゆえに戦略ばかりに意識が集中してストーリーを自分のペースで理解するのがやや疎かになりがちな気がします。

 

しかし「ザ・アサインメント」主人公キッドマンは基本的に武器を持てません

唯一の武器である手斧もスニークキルでしか使用できないという制限付きです。

 

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「戦えないんじゃ面白くないじゃん」

 

未プレイの方はもしかしたらそう思うかもしれません。

 

しかし実際は逆で、「逃げる・隠れる」という選択肢しかないことでストーリーに全意識を集中できるのです。

 

キッドの基本装備はフラッシュライト

 

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もちろん闘うための武器ではなく、暗闇を照らして進むための道具であり、消えているものや隠れているものを具現化させることができる謎解きアイテムでもあります。

 

そのために本編よりもじっくりと自分のペースでストーリーを進める必要が出てきます。

 

この自分のペースで進めるというのが前回記事で書いたサイコブレイク特有のビールではなくワインのような嗜好性の高さと非常に相性がいいのです。

 

ゆっくりとフラッシュライトであれこれ探索しながら進めていくと、開発側がこのゲームに込めたたくさんのこだわり情熱に気づくことでしょう。

 

アルコール飲料に例えるとバイオハザードはビールのように爽快感のあるもの

グイっと飲んで爽快感を楽しむのが醍醐味です。

 

しかし日本酒やワインといった嗜好性の高い酒というのはどちらかというと自分のペースでゆっくり香りや味を楽しむ飲み物です。

 

つまり「ザ・アサインメント」のゲームシステムはサイコブレイクを楽しむのにとても相性が良いと言えるわけです。

 

 

それでは具体的にこの「ザ・アサインメント」ここが良かったという点についてまとめていきましょう。

 

 

・探索メインのストーリー展開

 

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 前回レビューでも書きましたが「ザ・アサインメント」の一番良かった所は戦闘ではなく探索がメインのシナリオだったことでしょう。

 

このシナリオの主人公ジュリ・キッドマンは基本的に武器を持たず、フラッシュライト(懐中電灯)が基本装備です。

武器を持たない上に視界が確保しずらいというシステムは自然とプレーヤーにゆっくり探索しながら進むことを促します。

 

このシステムが良かったと思います。

 

戦闘がそれほど多くないのでストーリーに集中できますし、プレーヤーがフラッシュライトで色々なところを照らすことでこのゲームの作り込みの素晴らしさを知ることができます。

 

何より本編より全然死ににくいのでテンポよく先に進めます

これはけっこう重要だと思います。

 

本編はとにかくよく死ぬため私はプレイする前に「よし、やるぞ!」というちょっとした意気込みが必要だったりします。

 

しかしザ・アサインメントはそういう意気込みをあまり持たずにプレイできるので純粋に先の展開が気になって止め時が見つからない気持ちになります。

 

 

フラッシュライトというこのシナリオの基本アイテムがストーリーや謎解きと密接に絡んでいるところも一体感があって良かったですね。

 

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なんとなく照らした所に謎解きの要素があったり、何らかの理由で隠されていたアイテムやオブジェクトをライトを当てることで発見したり。

 

ただの光でしかなかったものが次第にプレーヤーに安心を与え、そして「光を当てる」という行為自体になんらかの意味があることを自然に示唆させる

 

この流れが非常に心地よかったように思います。

 

 

・「ジュリ・キッドマン」という伏線の回収

 

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 「秘密組織メビウス?ジュリ・キッドマン?なんのこっちゃわからん」

サイコブレイクをプレイして多くの方がこの疑問を抱いたはずです。

 

そしてまたその疑問をストレスに感じた方も多かったはず。

実際Amazonのレビューでも同じ意見を散見しました。

 

「タンゴゲームワークスはストーリー説明を放棄した」

 

と。

 

しかしそれは誤解であったと感じさせたのがこの「ザ・アサインメント」主人公ジュリ・キッドマンでした。

 

ユーザーの誤解を解いた詳しい考察については前回書きましたのでここでは割愛。

今回はキッドの魅力について書いていきましょう。

 

本編中では何か要所要所で登場するものの協力関係ではなく、迷惑をかけられたりジャマをされたりというどちらかといえば障害となる存在だった彼女。

 

最後STEMから目覚めたセバスチャンの目の前にいてメビウスの人間に指示を出していましたし、

 

「こいつが黒幕なのか?」

 

とさえ思いました。

 

しかしザ・アサインメントをプレイすると

 

「ジュリ・キッドマンもまた被害者であった」

 

ということが発覚します。

 

むしろキッドは一見冷たそうに見えて実は優しい女性だということが分かり、一気にこのキャラクターへの親近感が湧きました。

 

組織に協力するのか試すためメビウスに具体的な内容も知らされずにSTEMに繋がれてしまったこと。

 

幼少期に両親から十分な愛情を受けなかったこと。

 

そしてそれがきっかけで家出をし、窃盗などを繰り返しながら必死で生きてきたこと。

 

セバスチャンには以前妻や子供がいましたし、今はジョセフ・オダという心強いパートナーがいます。

 

しかしキッドには恐らくこれまでそういった信頼できる家族やパートナーがいなかったのでしょう。

 

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ですがセーブポイントでこの黒猫を撫でている様子から、彼女が本当は優しい女性だということが垣間みれます。

 

それが分かった時、ジュリ・キッドマンというキャラクターはとても魅力的であると私は考えるようになりました。

 

彼女自身の後悔や失敗についても少しずつ明らかになってきました。

 

ザ・コンセクエンスで全てが明らかになるのかに期待がかかりますね。

 

・音楽(BGMとSE)

 このDLCをプレイする場合はヘッドホン着用でのプレイをバイオっさんは推奨します。

 

没入感が増しますし、音楽、そしてSE(サウンドエフェクト)の作り込みの高さに驚くことでしょう。

 

邪魔にならないがいい仕事をしている。

 

そんな印象を私はこのゲームの音楽・音響に対して抱きました。

 

 特に良いなと思った音をいくつか。

 

・新クリーチャー「ライトウーマン」の足音

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このシナリオを象徴するクリーチャー「ライトウーマン」さんの足音

これが良かった。

 

クリーチャー、つまり敵なのに妙に艶かましい動きをするライトウーマンさん。

なんとストッキングにハイヒールまで履いておめかししながら迫ってきます。

 

しかし見つかったら即死

 

このピーキーなバランスが非常に愛らしい(?)ライトウーマンの足音が良いです。

 

ハイヒールの音に耳触りな金属音を合わせたようなSEを被せてあります。

 

「艶かましさと嫌悪感の融合」

 

この現実にはありえない加工音がこの敵のすべてを表現していると私は思います。

足音だけでキャラクター性をうまく表していることに感動しました。

 

怖いけれど気になる。

数あるサイコブレイクのクリーチャーの中で私はこの「ライトウーマン」一番のお気に入りだったりします。

 

 

・キャダバー遭遇時当たりのBGM

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 BGMではここが今の所印象に残っています。

言葉ではうまく表現できないのですがスリル感と恐怖をうまく表現した音楽がとてもここを攻略するプレーヤーの心情にマッチしているなと感じた点を高く評価しました。

 

開発側がいかにプレーヤーの心情を考えているかということが伺いしれる良いBGMだと思います。

 

この他にもあるかと思いますが、それはまた機会があったらまとめていきたいです。

 

 

・良い意味で「ムダな要素」が多い

 ザ・アサインメントは本編よりストーリーが掘り下げられていると同時に、お遊びやムダな要素が含まれていたのが良かったです。

 

具体的に幾つか説明しましょう。

 

まずはまあコレですよね。

 

巨大なカタツムリとこれにフラッシュライトをあてた時の演出。

 

この全力で振り切っている感が大変素晴らしかったですね(笑)。

 

ホラーゲームなのに全力でおふざけ要素も入れてくるあたりにタンゴゲームワークスのゲーム作りに対する愛情のようなものが見えたように思います。

 

最近このようなおふざけ演出というのはとんと見かけなくなったように思います。

 

リスクを考えたら真面目に作るべきだとは思いますが、エンターテイメントである以上、ゲームももう少しふざけていいのではないのかなと個人的には思ったりします。

 

あとは先述した黒猫の動きへの異常なこだわり

 

あれも大変素晴らしかったですね。

 

普通あそこまで作りこまないですよ。

 

本気で作りたいものを作っているのだなと関心しました。

 

 

ライトウーマンの動きも大変魅力的でしたね。

 

 

 

このように他社では力を入れないような所にお遊びと言う名の全力を注いでいた所が凄く良かったです。

 

 

「観察すること」を堪能するゲームだった

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 人間は恐怖に対し、恐れるのと同時に「どうなるのだろう」という興味を抱きます。

 

俗にいう「怖いもの見たさ」というやつです。

 

その二つを上手いバランスで両立させたのがこの「ザ・アサインメント」最大の魅力だと言えます。

 

登場するキャラクター、シナリオ、クリーチャーやアイテムにまで深い意味があり、それら全てがこの「サイコブレイク」という世界観を構築するのに重要な要素なのでしょう。

 

4月21日配信の「ザ・コンセクエンス」で一つの結論が出るのか。

 

次回のDLC配信が非常に楽しみです。

 

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