前回に引き続き、好きだからこそお伝えしたい個人的に感じたサイコブレイク2の惜しかった点を書いていきましょう。
ダメだったというよりかはこうだったらもっと良かったかな-くらいのニュアンスです。
前回の記事はこちらをどうぞ。
それではさっそく今回も挙げていきましょう。
残念その4 射撃場の違和感
セーフルームに現れる射撃場。
サイコブレイク2はシリアスでホラーな世界観が一貫して続くわけなんですが、射撃場だけは唐突過ぎるくらいおふざけ要素に溢れています。
その唐突っぷりに違和感を感じてしまいました。
初回に登場するタティアナのノリがすでにあなた誰?ってくらい明るいですし、ミニゲーム終了後のセバスチャンやタティアナのセリフもメタ発言やドラゴンボールをパクるなど、正直サイコブレイクの世界観を壊してしまう演出だったかなと思ってしまいました。
サイコブレイクは無印もそうですが、独特の凝縮された世界観が魅力だと私は思っています。
射撃場はその凝縮された世界観を薄め、外部の世界観を見せプレイヤーを冷静にさせてしまう要素にさせてしまっているのではないでしょうか。
射撃場というお遊び要素自体は面白かっただけに、もう少し元の世界観を損なわない演出であったらもっと良かったのかなと。
これはサイブレファンだからこその考え方かもしれませんね。
残念その5 一部会話シーンをスキップできない
これは周回プレイ時のみ気になる点です。
前作にはなかったキャラ同士の会話パート。
無印ではセバスチャンを始めキャラの掘り下げがあまりされず感情移入がしにくかったという不満点を解決するために追加されたのがこの会話パートです。
たしかに前作に比べかなりキャラへの愛着や感情移入ができるようになりました。
これは良かったと思います。
しかし残念だったのは会話をスキップできるシーンとできないシーンがあるということ。
サイコブレイク2は周回プレイが前提だと思うのですが、何度も会話シーンを見るのは苦痛です。
スキップできる所とできない所がある、ということは恐らく何かしらの仕様問題でスキップすることができないだろうなということは想像がつきます。
とはいえ、「もう少しなんとかできなかったのだろうか」とつい考えてしまいます。
あ、でも最高にブレイクな会話はとても良かったですよ!
総括:力の無印 技の2
前回記事を書いてアップしたあと、なんだか少しモヤモヤとした気持ちになっていました。
少し考えた結果、それが「自分の好きなものを否定してしまったような気がしている自分がいるから」だと気づき、今回の記事を書こうかどうか少し迷ってしまいました。
これまで挙げた不満点も私にとっては重箱の隅をつつくように些細なことでしかないのです。
やはり良いものは良い。
それだけで十分だなと思います。
サイコブレイク無印は粗削りではあるがやりたい、挑戦したいという野心をヒシヒシと感じられる作品でしたしサイコブレイク2はパワーこそ前作に劣るものの、よりブラッシュアップしキャラクターに人間味を持たせる技を投入した作品だと私は思います。
どちらにも他のゲームメーカーにはない独自の魅力が溢れています。
やっぱり好きだよサイコブレイクとそれを作ったタンゴゲームワークスさん。
もしも願いが叶うなら、現在の技術力で無印をリメイクしてほしい。
くっ、私が石油王であったなら・・・。
サイコブレイクシリーズではありませんが次回作ゴーストワイヤートウキョウに期待が掛かります。
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