ここが惜しいよサイコブレイク2 その1
数年前に散々サイコブレイク2の良かったところを書きましたが、実は個人的に残念な所もいくつかありました。
今回はサイコブレイク2がもちろん名作だという前提の上で、敢えて残念だった点を挙げていこうと思います。
無類のサイコブレイクシリーズファンから見た一意見としてご覧いただければ幸いです。
ゲーム自体を否定する気は全くないので、この記事を読んだ方が不快な気持ちにならないよう努めてまとめていきます。
ここが惜しいよサイブレ2
冒頭でも書いた通り2017年11月頃、なんと5回にわたってサイコブレイク2の良かった所を書いていきましたね。
実はこの記事、当初は悪い点を書きたいがために用意したいわば前哨戦でした。
しかし良い所を書きまくった時点で満足してしまい悪い点を書く所までたどり着けませんでした。
本末転倒。
ですが今なら書けそうな気がするのでまとめていきましょう。
残念その1 サバイバルホラーじゃなかった
ご存知無印こと前作サイコブレイクは、バイオハザードに変わるサバイバルホラーゲームの新定義に挑戦した意欲作。
色々粗が目立っていた点こそありましたが、個人的には新しくそして刺激的なサバイバルホラーゲームに仕上がっていたと思います。
ですが、その反面ゲームの難易度が跳ね上がってしまいユーザーが不満を抱いてしまったというのもまた事実。
それを回避するためか、もしくは無印のディレクター三上真司氏からジョン・ジョハナス氏にバトンタッチしたためか、いずれにせよホラー要素はほぼなくなり、サバイバルテイストのアクションゲームとなってしまいました。
実際アイテム管理や戦略などをそこまで難しく考えなくて良くなったのはストレス軽減にかなり貢献したでしょうし、悪くない判断だったかと思います。
ただ、無印ファンとしてはやはり「サバイバルホラー」としてもう少し怖さを含ませてくれたらもっとよかったのになーと思わずにはいられませんでした。
残念その2 深刻なバグ
サイコブレイク2にはゲームをやる気が失せてしまうほどの深刻なバグが存在しました。
それは主に前半のオープンワールド調ステージでたびたび起こる地下世界落下バグです。
オープンワールドステージというのはいろいろ開発が難しいのだろうとは思います。
ですがセーブ回数が限られているクラシックモード中に何度も地下世界落下バグに遭いゲームをやり直すことになったのだけは本当に腹が立ちました。
クリーチャーよりもバグに怯えながらプレイするようなサバイバル要素はちょっと違うんじゃないかなってずっと思っていました。
まあがんばってクリアしましたが。
これは地下世界とは違いますがこのようにオブジェクトに体が埋まってしまうバグにも数回遭遇しました。
この手のバグが起こらなかったら良かったのになと残念に思います。
残念その3 ステファノ死亡後の展開がやや微妙 特にセオドア
序盤から登場したステファノ・ヴァレンティーニは本当に最高の存在感でした。
これはもう皆さん言っていますね。この人が最高過ぎたんです。
演出、アート性、いずれも最高でしたしステファノこそサイコブレイク2を代表するキャラだと思います。
ですが彼が死亡した途端、ゲームの魅力が落ちてしまうのを感じてしまいました。
特にセオドアの存在感が思いのほか希薄になってしまっていたのが残念でしたね。
尺の都合であのような小物っぽい存在になってしまったのかなと少し可哀そうにすら感じます。
また後半は無印のルヴィクにあったような濃厚な世界観があまり感じられなくなってしまったのが残念でした。
個人的には最初から最後までステファノワールド全開だったらよかったのになーなんて思ってしまいます。
第2回に続く
いかがでしたでしょうか。皆さんも同意するところがありましたか。
長くなりそうなので次回に続きます。
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- 作者:Prima Games
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