放送前からとても楽しみにしていたマクロスデルタΔ。
世間的にどういう評価なのかは分かりませんが、ついに私は耐えきれなくて視聴を止めてしまいました。
今回は私がマクロスデルタの視聴を止めた、つまり切った理由について書いていきます。
切る寸前に私は「あーもうだめだー!!」と発狂してしまいました(笑)。
結構外れが少ないマクロス だが今作は・・・
マクロスシリーズ、皆さんは何個視聴したことがありますか。
これまで私が視聴したのはマクロスプラス、マクロスゼロ、マクロス7、マクロスフロンティアの4作品です。
いずれのシリーズについても言えることは、純粋にどれも面白いという一言に尽きます。
つまり外れがないのです。
マクロスといえば、魅力的なメインキャラ、主人公と女性二人の三角関係、カッコいい音楽と戦闘シーン、ボーカル曲へのこだわり、そして音楽と戦闘シーンの一体感が生み出す勢いなどが挙げられると思います。
どのシリーズも毎回斬新な設定でこれらの要素をうまく取り入れ、特にマクロスフロンティアなどはその一体感たるやすさまじいものだったと記憶しています。
ですがこのマクロスフロンティアが大成功してしまったことが災いしてマクロスデルタは滑ってしまったのではないかと私は考えています。
要は前回が大当たりしてしまったので気負ってしまったのではないか、と考えたわけです。
キャラに感情移入できない というか、軽い
これまでのシリーズでは毎回魅力的なキャラが活き活きと描かれ面白かったのではないでしょうか。
キャラたちのキャラを深く掘り下げ、その心情まで視聴者側が想像し、感情移入してしまう。
そんな魅力を毎回マクロスは見せてくれました。
ですが、マクロスデルタにはどうしても感情移入できませんでした。
キャラが多いせいなのかどうなのかは知りませんが、メインキャラ全員の言動が薄いというか軽いんですよね。
戦う動機や思考全体が薄っぺらく感じられてしまうんです。
あとはメインヒロインのフレイア(でしたっけ)の口癖にいちいちイラっとしてしまう自分がいたりなんかして、それがまた冷めてしまうという。
主人公の生きる理由、戦う理由もどうにも薄っぺらくてですね。
つい「ちゃんと責任持って生きろよ!」と思ってしまいました。
歌姫を多くし過ぎたのも良くなかったんじゃないかなー。
敵キャラも美男子ぞろいなもんだからそれもまた薄まる原因なのかもしれません。
色々な要素が軽く、前述したマクロスシリーズ共通の魅力も空回りしているように思えました。
そして6話くらいだったかな。そのあたりのワルキューレがやり取りしてるあたりで「
あーもうだめだー!!」と思わず叫んでしまい、視聴をやめてしまいました。
これから修復可能だといいのですが
まだこれからというところなので、今後巻き返ししてくるのかもしれませんが、少なくとも私にはもうこの作品は耐えきれませんでした。
最初に書いた通り、世間的な評価は分かりません。
ですが少なくとも私は、第一話からその嫌な違和感を持ち続けていたので、今後も視聴はできないと思います。
今後「面白い!」と世間が評価したら、視聴を再開しようと思います。
マクロス好きだったんですが今回は残念な気持ちになってしまいました・・・。