【ネタバレ評価】ここが良かったサイコブレイク2④ 爽快!ゲームシステム&サービス精神
セバスチャン「さすがにSTEMっつってもこれはどうなんだ・・・」
【ネタバレ評価】ここが良かったサイコブレイク2シリーズ第4回。
今回は大幅に変更されたゲームシステムについて書いていきます。
今作のセバスチャンは積極的に殺す!
前回記事はこちら。
動かすのが楽しい!
前作はサバイバルホラーだったのに対し、今作はサバイバルアクションであると私は思っています。
ある程度のアイテムマネージメントこそあるがそこまで難しく考える必要はなく、カバーやダッシュ時間の大幅アップなど、ストレスなくキャラを操れるようになっているのが今作の大きな特徴。
多彩になったスニークキル、そして敵を殺すことに特化した武器の数々。
いずれも敵を積極的に倒す快感をプレーヤーに与え、ついついゲームをプレイしたくなる衝動に駆られてしまいます(今も衝動を抑えて記事を書いている)。
STEM内は限りなく現実に近いが、脳内世界なので現実に無いようなこともできてしまう。
そこがサイコブレイクらしさな訳ですが、今作ではその設定を最大限生かしたゲームデザインをしてきたなとすごく感じました。
前作同様スタミナや手ブレの軽減というのも十分無茶な話なのですが、
今作特に感じたのがアドレナリンブースト。
目の前の時間をゆっくりにするなどというめちゃくちゃなスキル。
でもSTEMなら許されるよね!
そんな無茶苦茶なスキルを入れるあたり、相当良い様に設定利用してきたなと思いました。
もちろん誉め言葉ですよ!
隠れても楽しいし積極的に敵を殺しても楽しい。
これは非常に良かったですね。
セミオープンワールド探索が楽しい!
前作のような一本道ではなく、もっと広く自由度の高いステージを作る。
これは今作を作るかなり初期の段階で決まっていたこと。
開発はかなり苦労したそうですが、その苦労もあってかかなり探索を楽しめる出来に仕上がっていました。
かつてはのどかだったアメリカの田舎町風の景色。
そこはかつての生活のあとを残しつつも荒廃し、思わぬところで突然不可思議な現象が起こる。
ああ、バイオハザード好きの私には相当たまらない設定じゃあないですか!
そんなユニオンの町を探索するのがとても楽しかったです。
意味もなくあれこれ歩き回ると意外な発見があったり、かつてこんな風に生活していたんだなーと思わせるようなオブジェクトが残っていたり・・・。
サバイバル系のゲームにオープンワールド要素を持ち込むことはかなり大変だったかと思いますが、なるほどうまくミックスさせたなと感動させられました。
どちらの良さもうまく内包できています。
ステファノのアート作品もじっくり楽しめるのでそっちも素敵でした。
いつまでもそんなユニオンにいたいだけの人生だった・・・。
キャラ崩壊お構いなし!サービス精神が凄かった!
前作DLC以上にやりやがったな!と思ったのがファンサービス。
という名のキャラ崩壊。
特に射撃場でのセバスチャンやタティアナはふざけてるにも程があります(笑)
もうね、
こんなメタ発言したり
タティアナが陽気すぎたりとか、
どんだけキャラ崩壊恐れてないんですかあんたら。
これは前作では絶対あり得なかったですね。
それと裏技なんかも豊富に用意されていて楽しかった!
その他、映写機でコーヒーが飲めたり
セバスチャンにジョセフの眼鏡を付けたり
ジョン氏はこういう世界観を壊しかねない裏技にも寛容なディレクションをする人なんだなーと改めて思いました。
ちなみに前作の主な世界観破壊要因↓
このキャラ崩壊をもいとわないサービス精神もまた、今作が幅広い層に受け入れられた要因の一つなのではないでしょうか。
あまりの振り切り具合に戸惑いつつも、しっかり楽しませていただきました。
さて今回はここまで。
次回は今作の中で最も注目すべきスニークキルについて書いていきます。
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